複数の買い手から、購入条件を比較する販売活動

今回の物件は、駐車場のない店舗付き住宅です。売却にあたっては複数の仲介会社が買い手を探し、それぞれの購入条件を比較して売却先を決める、入札に近い形で販売活動が行われていました。

当社もその中で購入を検討。結果として最も良い条件を提示することができ、購入に至りました。その背景には、取得後の活用方法に対する見方の違いがありました。

リフォームして売るか、賃貸収益物件として持つか

店舗付き住宅は、住まいと店舗を一緒に使いたい買い手にとっては選択肢になる一方、用途が合う人は限られます。今回も駐車場がなく、リフォーム後に自ら使う人へ再販売する方法では、買い手の需要や販売価格を慎重に見込む必要があると考えました。

そこで当社は、再販売に加え、賃貸収益物件として保有する方法も比較しました。賃貸で運用する視点から物件を評価すると、今回は、リフォームして再販売する想定よりも高い購入価格を検討できました。

出口を一つに絞らず、物件の価値を見立てる

当社では、物件を購入して販売する方法だけでなく、自社で保有し、賃貸収益を得る方法も含めて査定しています。これまでの買取・売買・賃貸の経験をもとに、物件の特徴と活用方法を組み合わせて購入条件を考えます。

今回、複数の買い手の中で最も良い条件を提示できたのも、賃貸保有という選択肢があったからです。同じ建物でも、購入後にどう活用するかによって、買い手が提示できる価格は変わります。